【院長の勉強部屋】からだの部位の名前を覚えよう

体を分けて覚える

 

今回はからだの各部位の名前を紹介します。

どこに何があるか

まさしく「地理」です。

とにかくからだの部分名部分名を憶えまくってくださいというコーナーです。

 

まず大ざっぱに分ける

ではさっそく始めましょう。

あたま=頭部、かお=顔部、くび=頚部。

そしてその先の胴体に当たる部分を胴体と言わずに体幹と言います。

首から先と両腕と両足を取った胴体だけの部分のことを「体幹」と言います。

 

上肢2本、下肢2本。

腕2本、脚2本、合わせて4本なので四肢と言います。

これが最も大ざっぱに分けた体の部位名ですね。

頭部、頚部、顔部、体幹、四肢。

よろしいでしょうか。

 

ここから先、細かく分かれていきます

あたまとかおとくびの境目ってどこでしょうか?

眉毛を境にして頭と顔が分かれます。

あごを境にして首と顔が分かれます。

くびと体幹の境目はどこなんでしょう。

これは鎖骨です。

これがあたまとかおとくびの境目です。

体幹に下ります。

体幹は更に胸部と腹部、臀部と背部に分かれます。

前から見て「むね」と「はら」。

後から見て「せなか」と「おしり」。

むね、はら、せなか、おしりの4部分にわけます。

※そんなに厳密ではないですが、臀部という漢字は「臀」でも「殿」でもいいということになっています

 

むねとはらの境目はどこでしょうか。

肋骨弓(ろっこつきゅう)とよみます。

胸には肋骨がたくさんあるんですが、そのうち一番下の肋骨を境にして「むね」と「はら」をわけます。

境目は肋骨弓です。

 

肋骨弓の頂点のあたりを「みずおち」といいます。

「みずおち」です。「みぞおち」じゃなくて。

みぞおちというのが一般的な日本語ですけれども医学用語ではみずおちが正しいのです。

 

背中を見てみましょう。

「せなか」と「おしり」の区別はどこかと言ったら腸骨稜(ちょうこつりょう)というところです。いわゆる「こしぼね」です。

こしぼねの一番高いところが「おしり」と「せなか」を区別するところです。

 

さらに腹部が、上腹部、中腹部、下腹部に分かれます。

腹部が上、中、下に分かれるということは知っておきましょう。

 

さらに中腹部が、ほぼ中央寄りの「臍部(さいぶ)」というところと、その両脇の「側腹部」というところに分かれます。

側腹部というのはくすぐるとくすぐったい「わきばら」です。

中腹部は臍部と側腹部に分かれるんだということを知っておきましょう。

臍部の「臍」の字は「へそ」という字です。へそのあたりだから臍部。

 

下腹部も中腹部と同じように真ん中と両脇に分けます。真ん中の辺りを恥骨部(ちこつぶ)、両脇を鼠径部(そけいぶ)といいます。

恥骨部についてはちょうど骨盤のこのあたりに恥骨という骨がありますのでその近所だから恥骨部。

ちょっとここらへん、恥ずかしい部分ですね。だから恥骨というわけです。

 

何で鼠径部ってこういうふうに書くか知っていますか?

「径」というのは「みち」という意味なんです。

鼠が通る道なんだそうです。

男性には睾丸というものがついてるんですが、睾丸というのはもともとお腹の中でできて、生まれてくる直前に男の子だけ鼠径部を通って外に出るんです。

女の子の場合はそれが中に留まって、卵巣になる。

鼠が通るみちだから鼠径部。

睾丸のことを鼠に例えてるのですね。

 

上肢

上肢については

【院長の勉強部屋】体を表現する「方向」

でやりました。

 

下肢

こんどは下肢。「あし」のことですね。

下肢も3つの部分に分かれます。

大腿、下腿、足。

股関節から膝までが大腿。

膝から足首までが下腿。

そしてその先が足です。

 

膝部

膝の部分。

これ大きいですから独立させて膝の部と書きます。

これを「しつぶ」と読みます。

「膝」という漢字は知っているでしょうけど、これを解剖学では例外なく「しつ」と読みます。

膝の前の部分が前膝部で、後ろの部分が後膝部。

大腿、下腿、膝部。

 

細かいところをやっていきます。

また、上の方に戻っていきます。

 

おとがい

「おとがい」という言葉憶えましょう。

「あごさき」のことです。

あごの先のとんがっている部分を「おとがい」といいます。

英語でいえば「chin(チン)」です。

映画のジョーズの「jaw(ジョー)」というのもあごという意味です。

日本語だと「あご」のことはおとがいから耳の下の角の部分を言います。

これが英語のjaw(ジョー)。

あご先が英語のchin(チン)です。

日本語でいえば「あご」に「おとがい」。この区別があります。

おとがいとあごは違います。ジョーがあご。チンがおとがい。

 

肩峰(けんぽう)

上肢の内で一番高い部分のことを肩峰と言います。

肩峰の「けん」は肩ですね。

「ぽう」、「峰」というのは訓読みをすると「みね」ですが、なだらかに出っ張ったところを「みね」。あるいは「ほう」といいます。

山の峰というとなだらかに線を描いたところをいいます。

 

腋窩(えきか)

「わきのした」のことを腋窩と言います。

腋は「わき」と読みますが、解剖学では「えき」と読みます。

さんずいを入れると液体の液になりますが、さんずいじゃなくてにくづきです。

「窩」という漢字。

これは「くぼみ」の意味です。

ちょっとしたくぼみのことをよく「窩」と表現します。

腋にあるくぼみだからわきのしたことを腋窩といいます。

 

膝蓋(しつがい)

「ひざがしら」。腹側の膝のお皿で出っ張ったところを膝蓋と言います。

「蓋」というのは「ふた」です。

膝に正面からふたをするので膝蓋といいます。

膝のお皿のことを膝蓋骨。

膝のお皿のでっぱりのことを膝蓋といいます。

 

膝窩(しつか)

正面から見ると膝は出っ張っていますが、後から見ると膝はちょっとくぼんでいます。

ここを膝窩といいます。

「しっか」ではなく「しつか」です。

「窩」という言葉。さっき出てきたばかりですね。

膝のくぼみのことだから膝窩と言います。

 

腓腹(ひふく)

さらに下腿の背側部分。「ふくらはぎ」。

ふくらはぎのことを「腓腹」といいます。

下腿の背側のふくらみのことを腓腹と言います。

 

腓という漢字は訓読みする場合は「こむら」と言います。

よくふくらはぎをつることがありますが、このことを「こむらがえり」と言います。

腓腹でした。

 

足背(そくはい)・足底(そくてい)

足について。いわゆる「あしの甲」のことを足背と言って

「あしのうら」のことを足底と言います。

背というのは手と同じです。

手背が手の甲。

足背が足の甲。

ただし、「てのひら」は手掌で、「あしのうら」は足底です。

 

踵部(しょうぶ)

「踵(かかと)」。というのは足が地面に触れる時に一番最初に触れる部分です。

音読みする場合にこれを「しょう」と読みます。

踵の出っ張りのことを踵部と言います。

 

内果(ないか)・外果(がいか)

足首の内側にちょっと出っ張っているものがあります。

外側にちょっと出っ張ってるものがあります。

普通の言葉でうちくるぶし、そとくるぶしと言いますが、解剖学の言葉で内果、外果と呼びます。

果というのは果実の果。

いろんな果実がありますが、オレンジみたいに丸い形をしている果実みたいなものをよく解剖学の言葉では「~果」といいます。

窩と読みが同じですね。

「果」は丸い「でっぱり」のことを言います。

「窩」は「くぼみ」のことを言います。

でっぱりとくぼみで意味は反対ですが、たまたま日本語で書くと同じ発音になってしまうんです。

ややこしいですが、憶えましょう。

 

今回はこの辺でおしまいです。

 

 87.からだの部位の名前を覚えよう【新田カイロ整体(府中市)】

 

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