【府中のからだ塾】免疫の話~戦闘終了~

次回の為にしっかり記憶

免疫の話3回目。前回は自己と非自己。抗原提示から免疫システムの発動までのお話でした。今回は戦闘の終了と戦後の話とこれまでのまとめです。

戦闘終了

ウイルスが全滅してしまったのにいつまでも細胞を殺すキラーTなんかが興奮していたら困ってしまいます。そこで登場するのがサプレッサーTリンパ球です。

ウイルスが死んで勝利が見えてきた段階で、サプレッサーTリンパ球が興奮します。「終了ー!もうやめなさーい!」と他の細胞たちを抑えて戦闘を終了させます。

サプレッサーというのは抑制するものという意味でしたね。サプレッサーTリンパ球は戦いを止める役割を持つのでこの名がついています。

 

免疫がつく

一度かかった病気にはかからないことを「免疫がつく」と言います。あれはどういうことかをお話します。

例えばおたふく風邪。
おたふく風邪は一度かかると二度とやりません。

なんで一度かかったものにはかからないのでしょうか?
これもBリンパ球の働きのひとつです。これまで、戦闘の開始、戦闘の終了までお話しましたけれども、戦後処理のお話しです。

Bリンパ球はサイトカインを浴びて分裂すると言った話を憶えていますでしょうか?分裂した一部が「免疫記憶細胞」というものになります。 Bリンパ球は分裂した大部分が抗体(ウイルスを弱らせるお薬)を作る細胞、「抗体産生細胞」になるのですが、一部のBリンパ球が戦わないで戦線から離脱します。

離脱して何をしているかというと、ウイルスの特徴や、どんな抗体が効いたのかということを記憶していきます。戦闘中はただ憶えているだけです。

そして、ずっと生きながらえて、次に同じウイルスが来たときに、たちどころに反応してBリンパ球を分裂させます。前回の戦闘のしくみを発動させるわけです。

だからおたふく風邪が来たときに実は感染してないことはありません。感染するのですが、免疫システムが迅速に発動するので、熱を出してこじらせる前におたふくかぜのウイルスを全滅させてしまいます。これが同じ病気にかからない仕組みです。

 

ここまでのしくみをまとめます。

マクロファージは抗原を貪食して、提示します。

Bリンパ球はいろんなことをやります。

  • 抗原を貪食して提示する
  • 抗体産生細胞になって抗体をつくる
  • 免疫記憶細胞になって抗原を記憶して次の戦いに備える

ヘルパーT細胞は抗原提示を受けてサイトカインを出します。これがお仕事。自分は直接戦闘には加わりません。

キラーT細胞はウイルスに感染した細胞を細胞ごと殺します。

サプレッサーTリンパ球は戦闘を終結させます。

体を守る免疫システムというのはよくできてますね。ここまではウイルスに感染した時のお話です。 病原体とはウイルスだけではないんですね。細菌も病原体になります。その話はまた次しましょう。 今回はここまで。

 

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