【府中のからだ塾】免疫のお話~戦闘開始~

自分の印

免疫のお話、2回目です。前回は登場人物紹介、免疫の担い手、白血球の紹介でした。

3種類(顆粒球、リンパ球、マクロファージ)があって、顆粒球はお休み。リンパ球は、Bリンパ球とTリンパ球2つあって、Tリンパ球にはキラー、ヘルパー、サプレッサー3つの役割をもったものがそれぞれいるというお話でした。

今回は免疫システムが発動するまでのお話をします。例えば、インフルエンザにかかると、熱が出て寝込みます。あの時に何が起こっているかというお話です。

 

自己と非自己

◆自己であること

免疫というのは一言でいえば、非自己である異物から自己を守る活動のことです。

自己であることとはなんでしょう。
人の全て細胞には自分であるというたんぱく質の分子(自分印)を表面に乗せていて、同じ人なら肝臓でも皮膚でも目の玉でも腸でも同じ自分印が乗ってます。

自分印はその個人だけのもので、自分の細胞であれば全部同じですが、別の人とは全く違います。自己であるということは自分印を持っているということになります。

 

◆感染細胞~非自己になる~

ウイルスは小さいですから、細胞の細胞膜を通過して、細胞の中に入り込みます。感染です。
細胞の中に入り込んでウイルスは子供を産んで増殖しようとします。感染された細胞は自分の中でウイルスを1個2個殺して、その死骸を「自分印」の上に乗せます。

これはどういう合図になるのかといいますと、「ウイルスに感染して感染細胞になっちゃいました。もう私はあなたの仲間ではありません。お役に立てませんから早く殺してください。という自殺願望のサインになります。

ということで自分印の上にウイルスの細胞がのっかって、「自殺願望印」が細胞の表面にでてくることをもって、免疫反応が始まります。

 

抗原提示~異物の侵入を知らせる~

●マクロファージ

シーンは変わります。ウイルスが入ってくるとマクロファージがでてきます。マクロファージは貪食細胞。とりあえず何でも食べます。ウイルスが入ってくるとガブガブ食べます。

ガブガブと食べたウイルスのたんぱく質の一部を腕に乗せて持ち上げて見せます。この腕は白血球だけが持っています。このウイルスの一部を見せることを「抗原提示」と言います。

抗原というのは異物のことです。

 

●Bリンパ球

TとBとあるうちのBリンパ球もほとんどマクロファージと同じことをやります。
ウイルスが入ってくるとガブッとウイルスを捕まえて食って、そのウイルスのたんぱく質の一部を自分の腕に乗っけて抗原提示をします。

 

戦闘開始

抗原提示すると何が起きるかというお話です。

ここで登場するのはヘルパーTリンパ球。抗原提示を受けたヘルパーTは、興奮し始めます。

「戦闘開始ー!!!!」

ということでサイトカインという化学物質をだします。

サイトカインとはその他の兵隊に差しだす差入れです。サイトカインを浴びると他の白血球たちも興奮を始めます。

キラーTリンパ球は、ヘルパーTリンパ球からサイトカインをもらって目覚め、先ほど出てきた感染細胞を細胞ごと殺していきます。

Bリンパ球はヘルパーTに抗原提示をしますが、ヘルパーTのサイトカインを浴びることで別のことを始めます。自分自身が大きくなって、しかも分裂して増えて、「抗体」というウイルスを弱らせるお薬をせっせとつくり始めるんです。

抗体を浴びるとウイルスはヘロヘロになります。パワーダウンしたところで、ヘルパーTからのサイトカインを浴びて興奮しマクロファージが出てきて食べてしまいます。

こうして免疫の戦いが始まりました。今回はここまでです。

 

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